アトピーについて

アトピーはいわゆる普通の皮膚炎ではなく、アレルギーによってアレルゲンに対して抗体ができてしまい、免疫システムの暴走が起こった結果と言われています。つまり免疫システムがアレルゲンを外敵と判断してしまい、アレルゲンに強い攻撃をするため、その攻撃によって自身が傷付いてしまうというものです。そのため直接的な原因はアレルゲンにありますが、本来の原因はアレルギー体質によるものと言えます。

そしてアレルギーには4段階のレベルがあり、カサカサ肌で特に痒みもあまり強くなくアトピーと気付かない程度を軽微と言います。次の軽症になると赤みを帯びてカサカサになります。肌に粉が吹いたような場合もあり、痒みも多少出てくるといった程度。次に中等症というレベルになると患部は赤く熱を感じます。肌は薄い膜がはったようになり、痒みは強く出血も。痒みとそれを搔いたあとの痛みに苦しむことになります。そして重度になると患部は萎れた肌に。ガサガサ・シワシワの肌になり痒みは強まるのです。

このようにレベルがあり、軽いうちは自分で市販のステロイド入り軟膏などでしのぐことができますが、だんだんひどくなってしまうため、病院に最初から行き重度にならないように、正しい指導を受けることが大切です。治療では多くの場合ステロイド軟膏によって痒みを抑えます。それと同時に抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤の処方がされます。そしてもう一つ、尿素軟膏や白色ワセリン、亜鉛華軟膏などで保湿ケアをするように指導されます。保湿をすることでアトピーの予防にも。そして保湿によって肌のガードを強め、アレルゲンから守ることで免疫の暴走を起こさないようにしていくのです。